お疲れ様です。コラムをご覧いただき、ありがとうございます。
紬マネージメント株式会社の代表 河村一と申します。
このコラムは、会社経営のあるある 困りごとの知恵袋と題しまして、経営のヒントや私が日常生活の中で素直に感じたことを、必要な方にお届けするコラムとなります。
私たちの仕事は、お客様からの依頼を受けて、事業内容の不具合を診断し、その後組織の中に入り込み、直接的に業務を行いフルオーダーメイドの業務改善実践をおこなっています。
時には金融機関向けに融資申し込みに必要な資料を作成し、折衝まで行うこともありますし、営業代行でお客様の新規開拓を行い、値段交渉から契約まで実行することもあります。そんな中であるお客様との打ち合わせの時に、『値決めってホントに難しいよね』っという話題になりました。
よく、値決めは経営であるとか言われますが、正にその通りだと思います。
値決めの仕方は、その後のビジネスにおいて本当に重要な事で判断基準をどこに置くかが大切です。
私達がお客様に値決めのアドバイスをするときには、原価率がどうだとか、商品回転率がどうだとか、キャッシュフローはどうだ?とか小難しい観点からアドバイスするのでは?
と思われがちですが、私たちは意外にそうではないのです。
私たちが最も大事にしているのは『適正価格』とうものにこだわります。
というのも、原価率や商品回転率やキャッシュフローなどはすべて、サービスを提供する側だけの話であって、サービスを受ける側の事は一切関係ない観点でしかものを考えない狭い捉え方でしかありません。
商売はお客様の満足というのも重要なポイントになります。
これをシンプルに表しているものが『三方よしの精神』で私はとても気に入っています。
【売り手よし】【買い手よし】【世間よし】
この三拍子がそろった値決めであれば、商売繁盛間違いないですね。
この事が、私たちが考える『適正価格』の考え方の源です。
私たちも日々、試算表やキャッシュフローなどの経営指標の書類を多く眺める仕事であるがゆえに、現場のすべてを見逃さないように数字と理念バランスよく捉える意識は常にしっかりとしたいものです。
本日もありがとうございました。
※写真は先日 息子に作ってあげたお手製弁当!(豚ロースの揚げ物担当)その他はカミさんお手製(^^♪

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