【決断する難しさ】

会社経営のあるある 困りごとの知恵袋

お疲れ様です。コラムをご覧いただき、ありがとうございます。

紬マネージメント株式会社の代表 河村一と申します。

このコラムは、会社経営のあるある 困りごとの知恵袋と題しまして、経営のヒントや私が日常生活の中で素直に感じたことを、必要な方にお届けするコラムとなります。

宜しくお願い申し上げます。

先日、年商50億 社員数25名規模の経営者の方との面談で、『決断する難しさ』について話した時に、彼の独特な感性に触れて刺激を受けた内容になります。

会社の局面・状況によって様々な判断を求められますが、その判断する源をどのように正常に保っているかというお話です。

その方は、ヨガ・瞑想・座禅・哲学書の読み込み・体力トレーニング・料理・同じ価値観をもった人との議論と、あらゆる事を取り入れて自身の心と体の健康に気を配っています。

(これらの目的は、心と体と魂を整えるといったイメージのようです。)

彼は明るく元気で物事にまっすぐな人で、決断はいつも早く、行動力がある経営者です。

そんな方でも、心に余裕がなく、心配事でモヤモヤとしている時は、一度現場を少し離れて冷静になる時間をとるという事でした。

彼曰く、決断する時に一番重要な事は 自分自身の納得感と最初の直感を重んじる事で、経験値や過去の実績数値に置き換えるのは二の次にしているそうです。

そうすると、非常に物事がバランスよく運び、最終的な結果まで最初にイメージした通りの範疇で達成する事ができるというのです。

彼の場合の経営判断をする時の源は、自分の納得感と,最初の直感という他人には測れないスケールを持ち合わせていて、何とも独特な感じですが、多くの経営者の方はこのような独特なスケールをもって判断の基準を定めているのではないでしょうか?

実際、経営者の方でヨガや瞑想・座禅・哲学書の読み込み・体力トレーニングなど実行している方が多いのは、経営判断を行うのに心と体のバランスがとても重要な役割を果たしていることを知っているので、それを整えるために行っている方が多いのだと思います。

経営判断も重要なミッションですが、その前に自身の心と体と魂のバランスをどう整えるか? 経営者にとって最も重要なミッションではないでしょうか?

本日もありがとうございました。

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この記事を書いた人

長く企業の財務経理の現場に携わる中で、数字こそ経営状況が表れると切実に感じております。数字と密に接してきた経験を活かし、数字を通して会社の状況を的確に判断し、解決策を講じられると思っております。

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